インカジとは？
インカジとは、インターネット上で遊べるオンラインカジノをネットカフェのような店内で提供し、その場で現金の精算ができるといった裏カジノのような存在です。
カジノカフェとも呼ばれており、ネットカフェのような空間で、カジノで遊べますよと誘われることもあります。
ネットカフェのような店内にも関わらず、実はインカジだったという例もありますので、キャッチについていくことはとても危険です。
実際に2006年に京都の河原町でインカジが摘発されるという事件がありました。
その後も全国でインカジが摘発されており、当然違法なので気をつける必要があります。
もしも、自分がインカジで遊んでいる時に警察がガサ入れとして訪れた場合、一緒に逮捕されてしまうことになります。
このようにインカジで遊ぶことは極めてリスクが高いので、けして訪れないようにしましょう。
インカジの違法性が高い理由
インカジは、店内でオンラインカジノが提供されており店内で現金の精算が行われています。
日本には賭博を禁止する賭博罪が存在しており、インカジは賭博が成立していることになります。
自宅でオンラインカジノに接続をして遊ぶ場合、海外のサーバーを経由して接続するため、その違法性を立証することが困難です。
オンラインカジノそのものは、海外で合法的に運営をされていて、なんら違法性はありません。
外国で日本人がカジノで遊んだとしても、罪に問われないのと同様です。
しかしインカジの場合、オンラインカジノのサイトと、プレイヤーの間に国内の仲介業者が介在し、現金の精算を行い場所を提供していることになります。
海外のオンラインカジノ運営会社を通じてキャッシュフローが行われるオンラインカジノに対し、インカジは現金に精算をしてくれるという点において、国内で賭博が成立することになります。
仲介する場所や国内業者が介在するだけで、インカジとオンラインカジノは全くの別の形態になり、摘発の対象となってしまうのです。
一方でオンラインカジノは、違法と断じることはもちろん、摘発することも難しいと考えられています。
オンラインカジノの安全性は？
自宅でオンラインカジノでプレイをする場合ですが、基本的には摘発される可能性は極めて低いです。
なぜなら、オンラインカジノは、海外の複数のサーバーを経由しているということもあり、さらに資金の流れなども複雑なので、証拠を掴むことも難しいです。
実際に警察も、海外のオンラインカジノを規制したり、これを規制するという明言はしていません。
実際にオンラインカジノのプレイヤーが逮捕されてしまった事件はあったものの、インカジの件とは異なり、不起訴処分という形で終わっています。
オンラインカジノのリスクは全くないというわけではありませんが、極めてリスクは低いと考えられます。
そのため、摘発のリスクのあるインカジよりも、自宅で遊ぶオンラインカジノの方をおすすめします。
インカジは胴元の信頼がない
インカジはこのように違法性が高いのですが、その他にもいくつものデメリットを抱えています。
まず、インカジの胴元は信用出来ないことがほとんどです。違法の賭博なので、まともな運営業者が運営をしているわけではないからです。
パチンコやスロットなどのギャンブルはある程度信頼できる企業が運営をしていますし、オンラインカジノの場合、国がライセンスを発行されて運営していますので、安全性や公平性についてもお墨付きです。
しかし、インカジの場合は公的な機関によって保証されているわけでも何でもありませんので、仮に払い戻しを受けることが出来なかったとしても、泣き寝入りするしかありません。
違法賭博なので、プレイヤーの立場も弱く、警察に相談をすることすら出来ないからです。
また、元々が違法に運営されているインカジは、客の負け分を利益としてオンラインカジノのサイト側と折半している可能性が高いです。
よって客が負ければそれだけ儲けることが出来るということになります。
このため、勝つことが出来ないように不正やイカサマが行われている可能性は高いですし、勝利金が支払われない以外にも、不正やインチキが横行している可能性があります。
オンラインカジノのように不正が出来ない仕組みになっているわけではありませんので、けして安心して遊べません。
オンラインカジノで気をつけること
インカジは違法性が高く、プレイヤーも逮捕されてしまうリスクが高いので、けして手を出さないことをおすすめします。
カジノを楽しみたいのであれば、自宅でオンラインカジノに接続をしてプレイを楽しむことをおすすめします。
しかし、この際にもリスクは0ではありませんので、ある程度のリスクは承知した上でプレイをしましょう。
オンラインカジノで逮捕されてしまったプレイヤーの共通点として、カジノのIDやプレイ画像を掲載していたという共通点があります。
リスクは低いとはいえ、あまりネット上に本人と特定されるような情報を書き込むことは避けておきましょう。